音がないはずなのに、「キーン」「ジー」など聞こえる。これって【耳鳴り?】

実際には音がありませんが・・・
「キーン」「ピー」「サー」といった高い音。
「ゴー」「ジー」といった低い音が聞こえてしまう。

〈大きな音を聞いた後〉
〈飛行機に乗ったとき〉
〈水泳をした後〉
このような時、耳鳴りを体験していませんか!?

症状の内容によっては耳に関連する病気が原因で発生していることもあります。

【耳鳴り】って何?

「耳鳴りとは耳の中で発生する雑音のこと」
「特定の病気ではなく症状のこと」

〈大きな音を聞きすぎた〉
大きな音を聞き続けると、内耳にある蝸牛(かぎゅう)とよばれる聴覚を司る器官が損傷を受けます。
そして、耳鳴りがしたり、音が聞こえにくくなったりします。

〈気をつけたいこと〉
ヘッドホンなどで大音量の音楽を聴き続けることはやめましょう。

静かな場所で耳を休ませることも大切です。

耳鳴りは、周りの雑音下ではさほど気になりません。

一時的なものだったりするため、多くの人は気にせずそのまま放置してしまいます。

しかし耳鳴りが続くと、寝つきが悪くなったり、仕事に集中できなくなり、生活に支障が出る場合もあります。

【耳鳴り】老人性難聴!?

内耳にある蝸牛は、加齢に伴い高音域の部位の機能が低下します。

脳は高音域の電気信号が少なくなると、異常を感知し聞こえない音を感知しようとします。
そして過度に反応し、電気信号を増幅させます。

結果、音が鳴っていないときも電気信号が脳内に伝わるので、耳鳴りが発生してしまうのです。

加齢による耳鳴りがひどくなる場合もあります。

耳鳴りが原因で今まで聞こえていた音も聞こえづらくなります。
老人性難聴が悪化する場合もあります。

50歳以降に高い音の耳鳴りが発生したら、老人性難聴の可能性が高いです。