「かかとが痛い」「かかとを着いた時や蹴りだす時に痛い」これって【踵骨棘?】

ちょっと難しい病名ですね!
何と読むのかわからない人もいるのではないでしょうか?
これは【しょうこつきょく】と読みます。

【踵骨棘なりやすい人の特徴は?】

「偏平足」

人の足はゆるいアーチを描いています。
足の中央部分は浮いているようになっています。
(その部分は土踏まずと呼びます。)

「偏平足の人」
中央部分であるその土踏まずもベタッと地につくようになってしまっています。

本来は足を支えるはずの筋肉や靭帯が上手に働いていない状態です。

「ハイアーチ」

「ハイアーチの人」
土踏まずの部分が異常に上にあがっている状態で足の甲が高くなっています。

足の筋や靭帯、そして足底筋膜が硬くなってしまいます。

足底筋膜が硬いと、衝撃を逃がすことができません。
踵の付着部に大きな負担がかかってしまいます。

「過度な運動」

飛ぶとか跳ねることを頻繁に行う運動をしている人に多く発症します。(ランニング、バレーボール、バスケットボール、剣道などがその典型的なスポーツ)

足底筋膜が繰り返し何度も負担がかかってしまうためです。

「体重が増えた」

「体重増加」
体重は身体の不調を生じやすくなります。

足にかかる負担が増え、踵骨棘へつながるケースがあります。

【踵骨棘どうすればいいの?】

「踵骨棘は、トゲ自体が痛みの原因ではないかも!」

「インソール」

踵骨棘になる足は、足底筋膜が働きすぎています。

インソール」に求められるのは、筋・足底筋膜をコントロールする機能。
(筋・足底筋膜による負担を減らす必要があるため)

健康な足であれば、筋・靭帯・足底筋膜などの組織が働いて、足をサポートしています。

「ストレッチ」
踵骨棘は、足の柔軟性を保つことが重要

足の柔軟性が、筋や足底腱膜の負担に関係しています。

足の柔軟性が乏しく足底筋膜の伸びが悪いと、組織に大きな負担がかります。
踵骨棘部分を引っ張る力も強くなります。

そのため、足の柔軟性を保つためのストレッチは大切なのです。

ストレッチは、足の裏の足底筋膜、ふくらはぎの筋肉に行うことがおすすめです。